私が日本に里帰りする時に必ず訪れる場所のひとつ、奈良県明日香村。のどかな田舎の風景にいつも癒されます。
今回訪れた時は秋晴れ(というか、夏日)の暑い日でしたが、2歳7ヶ月になった息子と一緒にゆっくり歩いて回りました。
近鉄飛鳥駅を出発
お昼頃に近鉄飛鳥駅に到着。駅の前の横断歩道を渡ったところにある「あすか夢販売所」にてお稲荷さんとパンをランチ用に買って、田んぼのあぜ道を歩きました。
途中、田んぼの横の小道に座ってお昼ご飯。天気のいい日に外で食べるご飯は最高ですね!
田んぼの道沿いにはコスモスの花もきれいに咲いていました。
目指すはキトラ古墳です。昨年もこの辺りを訪れたのですが、まだ周辺の公園は整備中でした。今年はもう工事は終わっていて、歩道もトイレのある休憩所もきれいに整備されていました。
公衆トイレにもウォシュレットがあるのが私からしたらシンジラレナイです(笑)。使う人、いてるのかな?
特別史跡 キトラ古墳
カンカン照りの中ゆっくりゆっくり歩いてやっとキトラ古墳に到着。普通に車道沿いを歩くと飛鳥駅より30分で行けますが、寄り道しつつ2時間くらい歩いたと思います。
疲れて汗だくだったので、「キトラ古墳壁画保存管理施設」内のカフェで休憩。団体客で賑わっていました。クーラーがきいてて涼しかった!
あまりお土産とかは買わないようにしているのですが、白雪友禅ハンカチ、しかもキトラ古墳の壁画の四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)のデザインが売っていたので、買っちゃいました。
落ち着いた紫色が素敵な玄武です。
後日、いつも使っているハンドタオルを散歩中に無くしてしまったので、買っておいてちょうどよかったです(笑)。
休憩してから、施設内を見学。入り口でスタッフのおじさんに聞いたところ、当日券なるものがあるとのこと。壁画を見るのは事前申し込みだけだと思っていました。
ダメもとで受付で聞いてみるとラッキーなことにまだ残っていました。予定外で、本物の壁画を見れることになりました!
見学は時間が決まっています。時間になったので入り口に行ったのですが、そこでさらに15分くらい待たされました。ここで、悲劇が・・・
じっと待つことができない息子のイヤイヤ&号泣が始まりました。警備員の人が見学時の注意を話している時も大ボリュームで泣きわめくので、かなりひんしゅく。でも私もせっかく来たから本物を見たいー!
なだめつつ、泣き叫ぶ息子と一緒にどうにか列にとどまっていましたが、とうとう警備員さんから注意されました。遠回しな言い方だったので私にはイマイチ理解不能だったのですが「うるさくて迷惑なので出て行ってほしい」というようなことだったと思います。「責任者と一度話してもらえますか」と言われました。
責任者の人がやってきたので、「息子はじっと待つのが嫌なので、中に入ったらすぐに泣き止むと思います。泣き止まなかったらすぐに出ていきます」と説明したら、あっさり「それならいいですよー」と言ってくれました。
それからもしばらく待ってやっと中に入れました。息子は案の定すぐに泣き止みました。
が、また号泣し始めたので、私が実際に見学できたのは30秒(笑)。並んだ努力がー・・・ 写真はパンフレットからです。
もっとゆっくり見学したかったです。小さい子供連れなら、無理な話ですね。レプリカの展示や歴史を学べる展示室もさっと見ておしまいでした。
古墳見学
外に出て、管理施設の横手にある実際の古墳を見に行きました。思ったより小さかったです。
発見者は地元明日香村の住民だったそうです。
キトラ古墳の壁画は、「日本で四神の図像全てが揃う古墳壁画は、キトラ古墳のみ」だそうで、天井の天文図は「本格的な中国式星図としては、現存する世界最古の例」だそうです。
こう聞いたら、歴史ファンでなくとも実物を一度見たいと思いませんか?
キトラ古墳壁画の特別公開(第1回)は、9月24日(土)から10月23日(日)までです。
最後に
すったもんだありましたが、お天気も良かったしキトラ古墳の壁画も見れたし、満足の一日でした。
明日香にはたくさんの古墳や遺跡、お寺があるので、1日じゃとても周りきれません。
また訪れる予定です!
こちらのブログテーマも参考に!
トラコミュ 旅行情報局
ブログランキングに参加中。応援クリック、ありがとうございます♪
詳しい自己紹介はこちらから