イギリスでは3月30日~4月2日までイースターホリデーのため4連休中です。残念なことにとってもお天気が悪くて、まだまだ肌寒い毎日。
そんな連休のある日、ロンドン南西部にあるハンプトン・コート宮殿を訪れました。ここを訪れるのは3度目。今回から年間パスを購入したので、パスを使い倒すためにもちょくちょく訪れたいです。
最寄り駅から徒歩5分くらいなので、ロンドン観光で一日割くのにおすすめ。宮殿はめっちゃ広くて大きくて豪華で、さらにお庭もすごく丁寧にきれいに手入れされています。
歴史に興味のある方は、まずはこちらをどうぞ。
ハンプトン・コート宮殿といえば
まず思い浮かべるのがこの人。真ん中の人、ヘンリー8世。
自分が離婚するために(←跡継ぎの男の子が生まれなかったから)イギリスの法律を変えたとか、6人も妻がいたとか、全然よい印象がありません。
というか、元々あんまり「ロイヤル・ファミリー」に興味がないのですが、宮殿とお庭はぶらぶらと見ているだけで十分に楽しめました。
お花が満開!
まずは、入り口を入って入場券を購入し、左手の方にあるカフェへ向かいました。
カフェの裏手の方にちらっと見えた黄色い花。水仙が満開でした。
スノードロップも、ちょこっと可愛く咲いてました。
白い水仙はあまり見かけないかも。
水仙が黄色いカーペットみたいでした。ほんと、きれいだったー。
でも、私が一番感動したのは、桜。日本の桜には及びませんが、水仙との黄色の対比が心に残りました。
カフェを含め、このお庭は入場料がいらないので無料で楽しめます。バラの時期にまた訪れたい、バラ園も隣接されています。
ここから先がいよいよ宮殿内です。
門をくぐると
中世にタイムスリップ~。
子供連れだとじっくり見て回ることが不可能。駆け足で宮殿内を見学です。
豪華なステンドグラス。
タペストリーが大きかった。
天井の装飾も凝ったデザインです。
中庭も余計なものは何もなく、美しかったです。
他にも、ベッドルームやダイニングルーム、プレイルーム、キッチンなどなど、いったい何部屋あったでしょうか。じっくり見て回ってたら日が暮れます(笑)。
雨がやんだころを見計らって
お庭をぶらぶら散歩しました。
キノコみたいな形の木。Yew Treeというそう。
大きな宮殿が小さく見えるほどのお庭の広さ。
こちらのきれいに手入れされたガーデンは、元はヘンリー8世の魚のプール(=養殖場)だったらしいです。
王室の人達が飲むワイン用に育てられるブドウの木がある温室。年に一度、ハンプトン・コート宮殿のショップでそのワインが販売されるそうです。
チューリップはいつ咲くの?
夏はお庭でピクニックで決まりですね!
イースターバニーを探せ!
イースターホリデー中ということで、子供向けにイースター・バニーを探すイベントが開催中でした。
宮殿やお庭に置かれている10匹のイースター・バニーを探します。
それぞれの10個のクイズに答えると、最後にバニーとおんなじ形をしたチョコレートをもらえます。大人の私たちももらえました。ラッキー♪
大人も子供もたくさん歩き、楽しめた一日でした。
他にも、世界的にも有名な迷路があったり、遊具のある公園があったりと、一日では足りないくらい見どころ(&遊びどころ)満載です。
ロンドンに来る機会があれば、ぜひ訪れてみてください!
2018年4月現在で、大人の入場料が19.20ポンド(オンライン価格)とかなり高めですが、それだけの価値はあると思います。
公式ウェブサイト(英語)
https://www.hrp.org.uk/hampton-court-palace/