私が日本に滞在している時に必ず訪れる場所の2つ目、吉野山です。
桜の名所として有名な吉野山。約200種3万本もの桜が密集しているそうです。すごいですよね!
お花見の季節は、日本全国各地や外国からの観光客でごった返しますが、それ以外の季節は込み合っていないので、ゆっくり散策できます。
春に行くなら早朝に行くといいですね。5時とかだと人もあまりいないので(カメラマンの人は見かけますが)、吉野山の桜を静かに楽しめます。
秋の吉野山
最寄り駅は近鉄吉野線の終点駅「吉野」です。
駅を出てまっすぐ歩いて行くと、山の麓にロープウェイがあります。券売機で切符を買って、ロープウェイで山上まで登ります。写真は、山上に着いたところ。行きは「さくら」のゴンドラでした。
一緒にロープウェイに乗り合わせたおじさんが言っていましたが、このロープウェイは日本で一番古いものだそうです。確かに支柱は古かったです。調べてみると1928年に建築されたものをそのまま使用しているそう。
古いのと関係あるのかわかりませんが、よく揺れました。ちょっと怖かったです。
山上に着いたら、さらに奥の方(奥千本)に行きたい人のためにマイクロバスが停まっていました。別料金ですが、時間がない人は利用すると便利だと思います。
私と息子は徒歩で坂道をゆっくり歩きました。しばらく歩くと見えてきたのが、吉野山の玄関、黒門です。この前でお辞儀をしているおじさんがいてました。
黒門の歴史。
道に沿ってお土産を売っているお店や、レストラン、旅館などが並んでいます。
春になるとこの道も花見の観光客で埋まりますが、今の季節だとがらんとしています。
もみじの木もたくさん生えていたので紅葉もすごくキレイそうですね。桜の葉も紅葉しますしね!
ゆっくり歩いて、本日の目的地の蔵王堂に到着です。
蔵王堂は金峰山寺(きんぷせんじ)の本堂です。500円で拝観できます。去年、拝観した時に畳の上を息子が走り回ってひやひやしたんですが、若いお坊さんが「子供は走って動き回るのが仕事やからええですよ」と言ってもらえてとても印象がよかったです。さらに、お土産にと息子にカエルのぬいぐるみまでいただきました。
今回息子は、外にある手水場(ちょうずば)が気に入ったらしく、かなり長いことひしゃくを手に持ち遊んでいました。神様、仏様、すみません。
その間私は休憩。本堂を眺めたり、周りの景色を眺めたり。カンカン照りの暑い日でしたが、日陰に座って涼しい風にあたっているとすごく気持ちよかったです。
服が水浸しになった息子の着替えを済ませて、草餅を買いに行きました。
おすすめの食べ物
金峰山寺の仁王門横にある萬松堂(マンショウドウ)です。私はここの草餅が大好きで、吉野山に来ると必ず買って帰ります。
人当たりのいいフレンドリーな奥さんがいつも試食させてくれます。手前が草餅、奥がそれぞれ栗と桜の羊羹です。こっちも美味しかった!
また来年買いにきます!
そして帰りの道中で、奈良県の郷土料理である柿の葉寿司も買って帰りました。柿の葉寿司とは、
一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけたすし。食べるに当たって柿の葉は剥がして食べる 。柿の葉は通常食べない。
柿の葉には殺菌効果があるといわれており、包むことにより(季節などにもよるが)数日程度の保存に適するようになる。(Wikipediaより)
ひょうたろうというお店の柿の葉寿司は「2日目がおいしい」というキャッチフレーズがあって、地方発送もやっているみたいですね。
柿の葉寿司は、私が小さいころにおばあちゃんが家で作っていたのを覚えています。柿の葉は裏庭に生えていたのを使っていました。
好みですが、ここの酢飯は私にはちょっと甘すぎたかな、というのが正直な感想です。
帰りは駅まで歩く
帰りはロープウェイを使わずに、歩いて下山しました。ロープウェイの駅を通り過ぎてしばらく行くと、七曲坂があるのでそこを通って歩いていきます。線路が眼下に小さく見えます。
疲れてきた息子を肩車して降りたので、かなりの修行になりました(笑)。途中、山を登っていくロープウェイが見えました。デザインが「カエデ」です。
汗だくになりながら駅につくと、ちょうど観光用の特急「青の交響曲(シンフォニー)」発見!電車大好きな息子は大興奮でした。
いつか子供の手が離れたら友達と一緒にのんびり優雅に旅行したいです!
近畿日本鉄道|青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony
最後に
半日だけの吉野山観光でした。人混みを避けてゆっくり観光したい人には秋の紅葉シーズンがおすすめです!
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